「ピタジュマジック」カウントダウン企画“ピタジュが出来るまで”

ピタジュ結成秘話“ピタジュが出来るまで”

※このストーリーはピーターパンJr.の結成までに迫る連載企画です。2017年の現在進行形の話ではありません。登場する人物、ストーリーは全て過去のエピソードです。ピーターパンJr.のリーダーTAKUROを主人公としてお話を進めて参ります。

 

☆第一話「出会いは突然に…」

時は2014年、プロのミュージシャンを目指して上京した僕は現場仕事で汗を流しながら、気付けば1日が終わる。という音楽活動とはかけ離れた日々を送っていた。

楽曲制作、ボイストレーニングなど音楽活動に向けての準備は整えているつもりでいたが肝心の何か「一歩踏み出す」という事が出来ずにくすぶっていたように思う。

年齢も重ね、徐々にミュージシャンという将来像にも疑問符が浮かびだし「そろそろ就職も考えないと…」そう思い始めていたそんな頃、

当時僕が所属していた音楽クルー(事務所のようなモノ)に在籍していたツインヴォーカルグループKLEARのTOMOYAから連絡が入った。

「来月にはそっち(東京)に引っ越すから、一緒に路上ライブをやらないか?」

確かこんな内容だったと思う。

僕の所属していた音楽クルーは関西に拠点を起き、在籍するグループはほとんどが関西を拠点に活動するグループだった。僕はというと、いわゆる東京支部?のようなポジションに身を置いていたのである。

KLEARの事は僕が関西に在住していた当時から知っていたし、音楽の方向性も他の所属アーティストと比べれば自分に近いものを何となく感じていた。

これといった音楽活動が出来ずにいた僕にとって、この誘いは断る理由の無いありがたい話だった。

KLEARが上京して間も無く、TOMOYAと食事に行くことになった。そこでは将来の展望や自分の好きな音楽などについて沢山夢を語り合った。

その会話の中で新たに分かった事だが、どうやらTOMOYAはKLEARの上京の話が出た時点から僕の事を誘うつもりでいてくれて、その為に関西で行なっていた僕の単独ワンマンLIVEにも何度か足を運んでくれていたのだという。

そんな事があったとは全く知らなかった僕はとんでもなく感動したことを今でも強く覚えている。

意気投合した僕達はKLEARとソロシンガーTAKUROの初コラボ路上ライブのスケジュールを決め、解散した。

その日は、僕の中でようやく何かが動き出した。そんな気がした素晴らしい1日になった。

そしてついに初路上ライブの日、あいにくの雨模様で路上ライブが出来ない代わりに僕達はこれからの日程などの打ち合わせも兼ねてカラオケに行くことになった。

そこでTOMOYAの相方として紹介されたのが何を隠そうDANだったのである。

 

to be continued…